SUVを買うなら電気自動車もあり? bZ4X Touring・bZ4Xが選択肢になる人とは
クルマを検討していると、「EV(電気自動車)は充電が大変そう」「旅行や遠出には向かないのでは」「家族で使うには荷室が足りるだろうか」といった不安が出てくるかもしれません。これまでEVに乗ったことがなければ、ガソリン車やハイブリッド車よりも生活を大きく変える必要があるように感じやすいものです。
しかし、EVが自分に合うかどうかは、イメージだけでは決まりません。毎日の移動距離、充電できる場所、乗る人数、週末に積む荷物などを整理すると、検討のポイントが見えやすくなります。
※ EVは、電気を使ってモーターを動かす車の総称で、BEV、PHEV、FCEV、HEVなどが含まれます。このうちBEVは、バッテリーに蓄えた電気のみで走る車です。この記事で取り上げるbZ4XとbZ4X TouringはいずれもBEVですが、分かりやすさを優先し、以降は「EV」と表記します。
この記事では、トヨタのEVであるbZ4XとbZ4X Touringを取り上げ、充電方法や一充電走行距離、荷室の違いを生活シーンに置き換えて解説します。
SUV選びの候補を広げるために、まずは普段の使い方から考えてみましょう。
EVは特別な人のための車?
まずは毎日の移動と充電環境を整理する
通勤、買い物、家族の送迎など、日常の行き先がある程度決まっていれば、普段の走行距離を把握しやすくなります。そこに自宅や生活圏内の充電環境を重ねることで、EVを使うイメージが具体的になります。
bZ4XとbZ4X Touringは、自宅に対応する充電用コンセントを設置すれば、車両付属の充電ケーブルを使って普通充電できます。外出先では、道の駅やサービスエリアなどに設置された急速充電器も利用できます。
充電を「残量が少なくなってから必ず立ち寄る作業」とだけ捉えず、自宅で駐車している時間や、外出先での休憩時間を活用する方法として考えることがポイントです。
自宅と外出先、2つの充電方法を知る
また、bZ4XとbZ4X Touringは充電開始・終了時刻を設定するタイマー充電に対応。車載画面やスマートフォンアプリ「My TOYOTA+」から充電予約ができます。急速充電については、両車とも150kW出力の急速充電器に対応しています。
bZ4Xは、常温時に駆動用電池容量表示約10%から約80%まで約28分(※)という目安が示されています。
※充電器の出力、外気温、電池の状態、複数台での同時充電などにより実際の時間は変わります。
自宅に充電設備を設置できるか、よく使う道路や目的地の周辺に急速充電器があるかを先に確認すると、EVの使い方を現実的に判断しやすくなります。
こんな使い方ならEVを検討しやすい
通勤や送迎など、日々の移動が把握しやすい
bZ4Xの一充電走行距離は、G(FWD)が544km、Z(FWD)が746km、Z(4WD)が687km。bZ4X TouringはZ(FWD)が734km、Z(4WD)が690kmです。いずれもWLTCモードの数値であり、気象、渋滞、急発進、エアコンの使用などで変わりますが、車種や駆動方式を比較する基準になります。
一充電走行距離(WLTCモード)
| 車種 | グレード・駆動方式 | 一充電走行距離 ※2 |
| bZ4X | G(FWD) | 544km |
| Z(FWD) | 746km※1 | |
| Z(4WD) | 687km※1 | |
| bZ4X Touring | Z(FWD) | 734km※1 |
| Z(4WD) | 690km※1 |
※2:数値はWLTCモードによる国土交通省審査値です。実際の走行距離は、気象、渋滞、急発進、エアコンの使用状況などによって変わります。車種や駆動方式を比較する際の目安としてご覧ください。
家族との買い物や週末のお出かけに使う
また、モーターを使うBEVならではの発進時の応答や、公式サイトで案内されている静粛性は、同乗者を含めて試乗で確かめたいポイントです。感じ方には個人差があるため、カタログだけで判断せず、普段に近い乗り方で確認することが大切です。
レジャー用品など荷物を積む機会が多い
キャンプ用品、旅行用バッグ、スポーツ用品など、実際に載せる物の大きさと数を思い浮かべながら選ぶと、2台の違いをつかみやすくなります。
bZ4XとbZ4X Touringの違い
日常の扱いやすさと選択肢の広さで見るbZ4X
最小回転半径は5.6mと案内されており、街中の細い路地、Uターン、車庫入れなども試乗時に確認したい項目です。
bZ4X車両情報
| 電気自動車(BEV) | |||
| Zグレード | Gグレード | ||
| FWD | 4WD | FWD | |
| 5人乗り | 5人乗り | 5人乗り | |
| メーカー希望小売価格※1 (消費税抜き) |
5,500,000円 (5,000,000円) |
6,000,000円 (5,454,545円) |
4,800,000円 (4,363,636円) |
| 交流電力量消費率 WLTCモード (国土交通省審査値) |
113Wh/km※2 | 121Wh/km※3 | 111Wh/km |
| 一充電走行距離 WLTCモード (国土交通省審査値) |
746km※2 | 687km※3 | 544km |
| 全長 | 4,690mm | ||
| 全幅 | 1,860mm※4 | ||
| 全高 | 1,650mm | ||
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※1 沖縄地区・北海道地区は価格が異なります。
※2 メーカーオプションの235/50R20タイヤ&20×7½Jアルミホイールを装着した場合、交流電力量消費率は125Wh/km、一充電走行距離は673kmとなります。
※3 メーカーオプションの235/50R20タイヤ&20×7½Jアルミホイールを装着した場合、交流電力量消費率は135Wh/km、一充電走行距離は622kmとなります。
※4 充電ポート(充電リッド)を全開にした状態の最大幅は、2,115mmとなります(社内測定値)。
■価格はメーカー希望小売価格<(消費税10%込み)'25年10月現在のもの>で参考価格です。価格は販売店が独自に定めていますので、詳しくは販売店にお尋ねください。
■価格はタイヤパンク応急修理キット付の価格です。
■価格にはオプション価格は含まれていません。
■保険料、税金(除く消費税)、登録料などの諸費用は別途申し受けます。
■自動車リサイクル法の施行により、リサイクル料金が別途必要になります。
■総電力量は、車両に搭載した電池のエネルギー量を表しています。国連危険物輸送勧告の定義に基づき、電圧(V)と容量(Ah)、セル数によって求められます。
■交流電力量消費率および一充電走行距離は、定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて値は大きく異なります。
■本諸元のモード走行における表示は、“WLTCモード”です。
■WLTCモードは、市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードです。市街地モードは、信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定し、郊外モードは、信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定、高速道路モードは、高速道路等での走行を想定しています。
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積載性とレジャー用途を重視するbZ4X Touring
最大システム出力はZ(4WD)で280kWと案内されており、荷物を積んだ状態での加速感も試乗で確認しておきたいポイントです。
bZ4X Touring車両情報
| 電気自動車(BEV) | ||
| Zグレード | ||
| FWD | 4WD | |
| 5人乗り | 5人乗り | |
| メーカー希望小売価格※1 (消費税抜き) |
5,750,000円 (5,227,273円) |
6,400,000円 (5,818,182円) |
| 交流電力量消費率 WLTCモード (国土交通省審査値) |
114Wh/km※2 | 121Wh/km※3 |
| 一充電走行距離 WLTCモード (国土交通省審査値) |
734km※2 | 690km※3 |
| 全長 | 4,830mm | |
| 全幅※4 | 1,860mm | |
| 全高 | 1,675mm | |
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※1 沖縄地区・北海道地区は価格が異なります。
※2 Z・FWDにメーカーオプションの235/50R20タイヤ&20×7½Jアルミホイールを装着した場合、交流電力量消費率は126Wh/km、一充電走行距離は667kmとなります。
※3 Z・4WDにメーカーオプションの235/50R20タイヤ&20×7½Jアルミホイールを装着した場合、交流電力量消費率は134Wh/km、一充電走行距離は627kmとなります。
※4 充電ポート(充電リッド)を全開にした状態の最大幅は、2,115mmとなります(社内測定値)。
■価格はメーカー希望小売価格<(消費税10%込み)'26年2月現在のもの>で参考価格です。価格は販売店が独自に定めていますので、詳しくは販売店にお尋ねください。
■価格はタイヤパンク応急修理キット付の価格です。
■価格にはオプション価格は含まれていません。
■保険料、税金(除く消費税)、登録料などの諸費用は別途申し受けます。
■自動車リサイクル法の施行により、リサイクル料金が別途必要になります。
■総電力量は、車両に搭載した電池のエネルギー量を表しています。国連危険物輸送勧告の定義に基づき、電圧(V)と容量(Ah)、セル数によって求められます。
■交流電力量消費率および一充電走行距離は、定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて値は大きく異なります。
■本諸元のモード走行における表示は、“WLTCモード”です。
■WLTCモードは、市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードです。市街地モードは、信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定し、郊外モードは、信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定、高速道路モードは、高速道路等での走行を想定しています。
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価格・一充電走行距離・荷室の違いを比較
一方、bZ4X Touringはラゲージの収納目安が大きく、積載性を重視したい方に分かりやすい特徴があります。
| 車種 | グレード | 駆動 | 車両本体価格 (税込) |
一充電走行距離 (WLTC) |
乗車定員 | ラゲージの 収納目安 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| bZ4X | G | FWD | 4,800,000円 | 544km | 5名 | ゴルフバッグ 4個※2 |
| Z | FWD | 5,500,000円 | 746km※1 | ゴルフバッグ 3個※2 |
||
| Z | 4WD | 6,000,000円 | 687km※1 | |||
| bZ4X Touring | Z | FWD | 5,750,000円 | 734km | 5名 | ゴルフバッグ 4個※2 |
| Z | 4WD | 6,400,000円 | 690km | |||
| 検討の軸 | bZ4X 価格・装備・駆動方式を幅広く比較 |
bZ4X Touring 荷物の多い旅行・レジャーを重視 |
||||
※2:ゴルフバッグの形状やサイズによって、収納できる個数は異なります。
※一充電走行距離はWLTCモードによる国土交通省審査値です。実際の走行距離は、気象、渋滞、運転方法、エアコンの使用状況などによって変わります。
※価格、装備、仕様は変更される場合があります。最新の情報は各車種の公式情報をご確認ください。
遠出への不安は走行距離と充電計画で考える
カタログ値は使用環境で変わる
そのため、目的地までの距離がカタログ値に収まっていても、余裕を持って計画することが大切です。特に冬季や高速道路を利用する場合は、途中で利用できる充電スポットも確認しておくとよいでしょう。
出発前に充電スポットを確認する
また、両車はV2Hに対応しており、対応するV2H機器を介して住宅へ電力を供給できます。また、対応する外部給電器などを使えば、電気製品への給電も可能です。利用する給電方法によって必要な機器や出力条件が異なるため、事前に確認してください。
試乗で確かめたいEVのポイント
発進と加速の感覚
室内の静かさと視界
車庫入れや荷物の積み下ろし
【まとめ】ガソリン車かEVかではなく、自分の生活に合うかで選ぶ
bZ4Xは3つのグレード・駆動方式から選べ、価格や装備を比較しながら日常用途に合う1台を検討できます。bZ4X Touringは、ゴルフバッグ4個を収納できるラゲージを備え、旅行やレジャーで荷物が増えやすい方に違いが分かりやすいモデルです。
充電や航続距離への不安は、公式数値だけでなく、実際の移動と充電場所に置き換えて考えると整理しやすくなります。候補が見えてきたら、試乗で発進、加速、静かさ、視界、取り回し、荷室を確認し、自分の生活に無理なく取り入れられるかを判断してみてください。
詳しくはスタッフにお尋ねください。

