稲刈り体験を開催しました!
2021.10.17
稲田が金色に波打つ実りの秋。
先日、伊自良ファームでは小学生の稲刈り体験を行いました!
児童が5月に田植えをしたもち米は大きく育ち、稲穂が大きくたわむほどです。
鎌を使って稲刈りをする為、怪我のないように道具の使い方と作業の仕方を説明。
そして、いざ! 稲刈りへ!
はじめは慎重に、稲刈りを進めています。
初めて鎌を使って稲を刈る作業に、なかなか稲が切れないと戸惑っていた児童も
次第に上手に鎌を使い、どんどん速くなっていきました。
刈り取った稲は天日干しする為、スタッフが束ねていくのですが
子供たちの刈り取りスピードが速くて追いつかない状態にも。。。
あっ!という間に稲刈りとハザ掛けもできました。
スタッフ全員、児童の作業の速さに驚きましたが、
サポートする事に必死で汗だくでした。
カヤネズミの巣も沢山見つかり、お土産に持って帰た児童は
家族に自慢するそうです!
お米の作り方勉強会から・田植え・生き物観察・稲刈りと
お米の事について沢山体験した児童達と最後は餅を食べてニッコリ笑いたい!
お米の作りの大変さや、自然との共生について沢山学べた
お米シーズンだったと感じるスタッフです。

唐辛子の収穫ピークを迎えています。
2021.09.30
ひと雨ごとに秋が深まり、涼しさを通り過ぎ寒さを感じる農園です。
宇津志農園では、今徳山とうがらしの出荷のピークを迎えています。
「徳山とうがらし」とは?
・徳山ダムに沈んだ旧徳山村で昔から作られていた唐辛子の事です。
その種を使って作り続けているも唐辛子が徳山とうがらしです。
通常の唐辛子の1.6倍辛いと言われている唐辛子で、私も煮物に使ってみましたが
確かに辛く、しかし後引く旨味も少し感じました。
赤々と育った徳山とうがらしは、陽の光を浴びると本当に綺麗な赤色をしています。
10月末まで出荷していますが、徳山とうがらしはJAおんさい市場で販売しています。
皆様、1度手にして料理に辛い唐辛子を使ってみてください!

生き物観察会を行いました。
2021.09.14
朝夕はしだいに涼しさを感じるころとなりましたね。
時折、涼しさを通り過ぎ寒く感じる日もしばしば感じる農園です。
先日、伊自良ファームの近隣にある小学校14人の児童がファームへ来てくれました。
5月に自分たちで田植えをした稲の観察と、その周辺にいる生き物の観察会。
大きく育っている稲に関心を示した子供達でしたが、生き物観察と題した昆虫採集は虫取り網と虫篭の装備を見ると楽しみに来てくれたんだと一目でわかりました。
自然観察指導員でもあるスタッフですが、自然の観察の仕方を少し話し、
簡単な生き物発見ゲームをしてみました。子供たちの視察力は私に無い目線があり、
新たな発見もさせてくれました。
無農薬でお米を育てている田んぼには、生物多様性に富んだ生き物が沢山います。
バッタやカエル、水生昆虫を虫篭に入れ「採ったよ。」「何匹いる!」など。
中でも、小さな沢蟹を捕まえた児童にみんなが群がり、大人気のカニでした。
色々な虫の中で、害虫(稲に悪さする虫)益虫(害虫を食べる虫)
ただの虫が田んぼの周りには沢山いるんだと、少しだけ知ってくれたら幸いだなぁ~。
来月初旬に自分達で田植えしたもち米の稲刈り体験も予定していますが、
子ども達との体験会は、また楽しみです!

お米の花が咲きました!
2021.08.28
こんにちは!
長雨が通り過ぎ、暦では残暑の時期なのですが
これが残暑?と思う暑さが続きますね。
8月下旬というのに、今年の夏はいつまで続くんでしょうね。
甲子園野球大会も終わりを迎え、いつもなら夏の終わりを感じる農園スタッフです。
さて、伊自良ファームでは5月に小学生と一緒に田植えした
お米がグングン成長しています。今まさに穂がでて花が咲いているところです。
穂から白いヒョロっと出ているのが花で雄しべと雌しべがあり
蜜蜂が密や花粉を集めて飛んでいます。
こうして、お米が出来るのも蜜蜂さんがいるからなんですね!
そして、田んぼの草を引いていたら↓の様な稲の玉を発見しました!
これ!岐阜県では準絶滅危惧種・に指定されているカヤネズミの巣なんです。
【カヤネズミとは】
名前の様にカヤ(萱)を好む日本で一番小さなネズミです。体重は500円玉1枚分くらいで、体の大きさは大人の親指ほどなんです。夜行性で、主食は小さな草のタネやバッタやイナゴなどの昆虫です。ネズミといっても沢山いますが、カヤネズミはその中でも珍しい草の上に巣をつくるネズミです。
巣はありましたが、カヤネズミには遭遇していないです。
こんな可愛いので見てみたいです!
蜜蜂が飛んで受粉していたり、カヤネズミが巣を作れる環境である伊自良ファームは
栽培期間中 無農薬・無化学肥料で栽培管理しています。
色んな生き物が豊に生息している。自然に近い環境である事が
感じられた農園での一コマです。

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